MJT研究会を知ろう!
MJT研究会での学びは、テーピングの技術だけではありません。
- 身体を構成する筋肉や骨格、支配神経の理解や東洋医学に基づいた、経穴・経脈等についても勉強します。
- テーピングを施術する際に欠かせない、身体の不具合を見つけるための徒手検査や反射テスト、または、神経リンパ反射なども学んでいきます。同時に、不具合のある身体を正常な位置へ戻すためのカイロプラクティックの手技も取り入れていきます。
POINT!
このように単にテーピングと言っても、ただ単純に貼るのではなくキチンと身体の状態を把握してから行いますので、テーピングの効果がまるで違います。
ここが、MJT研究会のテーピングが『臨床テーピング』と呼ばれる所以です。
テーピングと言っても色々あります
テーピングと聞くとスポーツテーピング用のホワイトテープを思い浮かべる人も多いと思いますが、MJTでは伸縮性のあるテープを使用します。
- ホワイトテープは一般に伸縮性のないテープで、異常のある筋肉・関節を包んでその動きを制限することにより、そのまま運動を継続させるものです。このホワイトテープは血行不良を起こすため運動が終わればすぐに剥がさなければならないのが難点です。
- MJTで使用する伸縮性テープは、関節の動きを悪くしている筋肉・靭帯の異常に対してテーピングをおこないます。
これは、筋肉の緊張・圧の高まりを防御する目的で使用します。
テーピングをすることで血液・リンパの流れや、筋肉がリラックスし痛みや不調が緩和され身体本来の状態に戻していくのです。
POINT!
MJTのテーピングは解剖生理学的見地に立った医療技術のため、効果の現れ方がテープそのものよりも施術者の技量にかかっています。ですから、教える方も学ぶ方も真剣なのです。
『研究会』と付けているのは・・・
・MJTの技術はテーピングだけではありません
各分野で活躍するMJT指導員がこれは使える技術であると判断すればすぐに指導員会で発表し、セミナーに取り入れるのを特徴としています。
技術は「生モノ」だから、探求し続ける会で有りたい・・・
常に、最新の技術を受講生に提供し続けたい・・・
この気持ちで『研究会』と名付けています。
・過去にも、セミナーで取り上げた内容は色々あります。
たとえば、
その他、多種多様の内容です。
知っていて損はない技術や知識はすべて網羅しています。
これまでにも、主婦や学校の先生、スポーツを愛する方、スポーツ関連のトレーナー、各種治療家や医療関係者の方も多く学ばれています。
是非この機会にMJTのテクニックを身につけて、生活改善や健康維持、または技術の向上に取り入れて頂ければ幸いです。
MJT研究会のあゆみ
- MJT(MuscleJointTechnique)の原点を作ったのは少林寺拳法神戸港島道院の故・森道基先生です。森先生は少林寺拳法の世界では「柔法の森」と呼ばれた人で、小柄でお世辞にも体格に恵まれてはいませんでしたが、自分よりも大きな相手の体勢を巧みな技術で崩し投げをうつのが得意な方でした。
- 護身術というのは弱者が強者から身を守るためのものであり、そう簡単に習得出来るものではありません。森先生は日頃から「骨格・関節の可動域・筋肉の動き・経絡などを勉強して理解しなくては相手に技は掛からない。それがわからなければ相手の体勢を崩すことすら出来ない。」と言われており、門下生を集めて定期的に勉強会を開いていました。
- このことを以前門下生であり、鍼灸・カイロプラクティック・テーピング等を学んだ経験があり、現在芦屋鍼灸院を開院する中尾先生が聞きつけ、自分の学んで来たことが皆の役にたてばと始めたのがMJTの始まりでした。
- 中尾先生は筋肉の起始(始まり)・停止(終わり)、形、骨格等をよりわかりやすくするためにテーピングを教えることから始めました。勉強会の内容はテーピングだけにとどまらず、柔道整体・鍼灸・カイロプラクティクなどあらゆる分野の技術を取り入れられていきました。
- 受講者も、始めは少林寺拳法の関係者だけでしたが、次第に外部の方も増えていき、今では会社員、大学生、主婦、スポーツを愛する方や鍼灸師、カイロプラクター、スポーツトレーナー、マッサージ師、PT/OTやリハビリトレーナー、医療関係等プロの方の受講も増えています。
- また受講生は神戸市内はもとより大阪府、和歌山県、岡山県、愛媛県、徳島県、高知県、香川県奈良県等遠方からも来られるようになりました。
MJT研究会発足のときに、森先生から贈られた言葉
- 発足に際し、森先生の受講生の皆様にかける熱い思いが込められています。